2年前に上演した『豊島区在住アトレウス家』の記録映像を、上演時と同じ場所で見てみる企画です。第1部は上映会(途中で出入り自由)、第2部はこういう非劇場型の上演/プロジェクトの〈記録〉をめぐるトークです。
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Tokyo Art Research Lab
【リサーチプロジェクトの検証:記録=共有の手法を探る】
アートプロジェクトの成果とされる事業の実施プロセスを可視化するための記録=共有の事例を検証し、現場で有効な手法づくりを試みます。
第2回 公開研究会
上映会+公開トーク「アトレウス家のとらえかた」
http://www.tarl.jp/cat_lesson/6037.html
2013年10月6日(日)
[第1部] 14:00-16:00
[第2部] 18:00-20:00
空き家や野外を舞台とした「プロジェクト」として上演されてきた「アトレウス家」の記録について、上映会とトークを行います。第1部に上映会「豊島区在住アトレウス家(映像による再演)」(途中入退場可)、第2部に「アトレウス家」シリーズの上演と記録を手掛けてきたゲスト2名とのトーク(定員:先着20名)を行います。
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あれから二年。
「豊島区在住アトレウス家」は、2011年9月に、雑司が谷にある区民センターを使って上演されました。上演といっても、実際には何かを「見る」よりも、本来居住目的ではない建物に「住んでみる/いてみる」ことを目的とした、体験型イベントでした。当然、その背景には、その半年前に起きた震災のことがあり、当時進行中だった(そしていまも進行中の)避難生活のことがありました。今回、TARLの講座の一環として、その記録映像の上映会を、当時の上演と同じ場所で行います。
長島確
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ゲスト:長島確(ドラマトゥルク )、須藤崇規(映像エンジニア、ディレクター)
コーディネーター:佐藤李青(東京アートポイント計画プログラムオフィサー)
受付場所:千登世橋教育文化センター地下 としまアートステーション「Z」
※東京文化発信プロジェクトROOM302ではありませんのでご注意ください
料金:参加無料/事前申込不要
主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作:一般社団法人ミクストメディア・プロダクト(mmp)
後援:豊島区
協力:としまアートステーション構想事務局(一般社団法人オノコロ)
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【参考】
当時のレビュー(写真あり)
「豊島区在住アトレウス家」ギリシャ悲劇の一家を手がかりに〈まち〉をみる演劇
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2012/03/the-house-of-atreus.html
Tokyo Mourning Becomes Electra | TABlog | Tokyo Art Beat(英語)
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/2011/10/tokyo-mourning-becomes-electra.html
当時の感想
豊島区在住アトレウス家(togetter)
http://togetter.com/li/189557