人材育成プログラム「アトレウスの学校」

人材育成プログラム
アトレウスの学校
またはいかにしてアトレウス家の隣で作品の構造設計を身につけるか、のゼミ(仮)

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いれものがなかみをつくる。

家に構造があるように、作品やイベントやプロジェクトにも構造があります。建物とはちがって、これらの構造はたいてい目に見えず、しかもやわらかかったり、時間とともに変化したりします。もちろんなかみ(コンテンツ)は大切ですが、それをいれるいれもの(コンテナ)、支える骨組み(フレーム、構造)がじつは重要です。いま、そんな構造を新しく考案し、デザインできる人材が必要です。
アトレウス家のスタッフ募集をかねて、構造を考えられる人材育成のゼミを開設します。

ゼミ生はさまざまな実例の構造を解析・テストしながら、実践的な知識とカンを身につけていきます。

たとえば、池袋駅の構造をルービックキューブと比べてみるとか。パフォーマーと観客の移動をバスの路線図/時刻表に落とし込んでみるとか。学生生活を横スクロールと落ち物パズルに喩えて考えてみるとか。

こういう構造の把握や発明が、新しい作品をつくる大切なヒントになります。

昨年度の「墨田区在住アトレウス家」や今年度の「豊島区在住アトレウス家」もその教材の一部となります(ドキュメントの製作も行います)。さらにやる気があれば、何か企画を立てられるかもしれません。

参加費は無料ですが、やる気のある人にかぎります。

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